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アール・ブリュット(生の芸術)

既存の文化、美術教育などに影響されていない芸術。 1976年にパリでスタートした。

この概念を受けて 滋賀県近江八幡にボーダレスアートミュージアムを開館した。

作者は様々なハンデがある人達 600名が登録され作品を定期的に発表している。

2010年〔アールブリュットジャポネ〕としてパリで展覧会が開催され10ケ月で12万人を動員した。


福岡展はミニ展ではあるが十数名の作家達の作品を見る事ができる。









それは 見た事もない世界だった。

概念にとらわれない魂の叫びやエネルギーがむき出しになっていて
でもそれは決して激しくないの。

静かな絵にブラックホールのようなエネルギーを感じて ただただ圧倒された



知的障害のある人達

〔障害者〕って 〔健常者(と言われている)〕の私達が勝手に決めてしまってるだけだと思う。
少数派だから、枠にはまらないから
それを一概に 障害って言ってしまっていいのかしら。
もし

ハンデを持った人達が多数で私達が少数だったら きっと私達が障害者って呼ばれるんだから。私に変えられない精神世界があるように彼らにも、変えられない世界があって、そこに生きているだけ。


努力しても得られる事のない才能を秘めている人達。

心からリスペクト


そんな気持ちで美術館を後にした。



明日までアジア美術館で開催されています