親戚(再従兄弟)のKちゃん。 会うのは数年に1度お盆の時くらい。

ある地域の役所(観光課)で働いてる。

夏休みに 子供とその地域に旅をしようと思い、お勧めの宿などを聞きたくて電話する事にした。

番号を知らなかったのでジイジに聞いて。


電話の内容は こう


私「もしもし! kちゃん?」
K「うん そう! どなた?」

私「あ ごめんごめん 父に電話番号 きいてかけました。福岡から 敦子 今村敦子です」

K「…あ~! 久しぶり! 」

私「ホントに 久しぶり。突然 ごめんね 今 大丈夫?」

K「大丈夫 大丈夫 どーしたの?」

私「あのね 久しぶりに電話して 厚かましいお尋ねなんだけど 夏休みに ●●に行こうと 思っててね」
K「うん」
私「で どこに行っていいか わからなくて。 お勧めの宿とか 立ち寄りスポットとか 教えてもらおうと思って」

K「…うーん…。 急に 言われても ねえ…」


突然電話しておきながら(観光課&広報担当のKちゃんなのに ふいには 思い浮かばないものなのか~)
と チラリ 思ってしまいながら(苦笑)



「あっ そ そうよね 急に 言ってごめんね!!」

K「じゃあ ちょっと 考えて セレクトしてから また電話していい?」

私「いやいや じゃあ また週末くらいに こちらから 電話してみるね わざわざ調べなくて 頭に浮かぶものでいいからね」

K「わかった じゃあ またね」





と 電話を切った途端 ジイジからの電話。



「ごめん ごめん さっきの 電話番号 数字が1つ 間違えとった」




………。




いや だって いま 話したよ。


新しい電話番号にかけてみた



「もしもし! あっちゃん! 久しぶり!kです」
それから
湯水のごとく
その地域の スポットの特徴を語ってくれたのだけど
全然 頭に入らず…





じゃあ


さっき



私、誰と喋ったと!?



なんで あのヒトは 偽物Kちゃんを 演じ続けたと?


何か 急に 恐ろしくなって怖くなった



オレオレ詐欺とか 振り込め詐欺とか自分は絶対引っかかるはずがないと 思ってたけど

今日みたいに 思い込みで話している私は 物凄く 危険をはらんでいる気がしました(汗)

まあ振込までは行かないと思うけど



それにしても白昼のホラーなお話でした
こわ~~!!!